KEEN Blog

Archive for the ‘アンバサダー レポート’ Category

!! KEENイベント報告 !! ☆KEEN CUP 2015@長瀞☆

Tuesday, July 14th, 2015

KEEN CUP 2015@長瀞
*2015フリースタイルカヤックサーキット第2戦関東大会

KEENアンバサダー八木達也選手が理事長を務める
KEEN CUP JFKA日本フリースタイルカヤック協会関東大会を
サポートさせて頂きました。

DSC_0618

DSC_0519

去る6月27−28日、太陽が燦々と降り注ぐ中でKEEN CUP2015を開催。
全参加選手80名が、各カテゴリーで熱戦を繰り広げました。

DSC_0586

DSC_0530

DSC_0605

普段見ることがなかなかできないカヤック競技に、
一般観覧の方も夢中で熱い眼差しを送っておりました。

<大会概要>
日程: 2015年6月27(土)-28(日)
会場: 埼玉県秩父市長瀞町長瀞1429
    *荒川「通称:さくらウェーブ及びスピンホール」
種目: クラスフラット、クラスヴァーティカル、
    クラスエアリアル、スクォートクラス

アンバサダー便りvol.1山下晃和「KEENを履いて、自転車を漕いだ37日間、およそ1500km南アジア旅」

Tuesday, November 18th, 2014

モデルやトラベルライターとして活躍する山下晃和氏より、約1ヶ月の自転車でのネパール、インド、バングラデシュの旅便りが届きました!

 

image005image007

 

ヒマラヤの一部を5400mまで上がるなど、わくわくするような冒険にでかけたくなるお便りです!

 

************************************

 

9月末に、日本を飛び出して、自転車を入れた段ボールを抱え、ネパールの首都カトマンズのトリプヴァン空港に到着した。およそ、2年ぶりの海外自転車旅。心が躍った。

 

image009

 

今回は、高校の同級生の友人と2人でネパールを走り、その後、1人でインドとバングラデシュを走るという計画だった。今回は、トレッキングシューズVERDI MID WPとサンダルSHANTIを持っていった。

 

image011

image013

 

軽量でヒマラヤの登山でも耐えうる防水の登山靴、街歩きでも軽快に歩ける超軽量のサンダル。そう、どちらも重々しくないというのが選んだ理由だ。アンナプルナサーキットという登山ルートでも難なくグリップしてくれ、ネパールからバングラデシュの首都ダッカと最後まで防水性を保った耐久力、その点も評価したい。

 

image015image017

image019image021

 

今回は、歩きでもなく、オートバイでもなく、クルマでもなく“自転車”という交通手段を選んだ。ご存知だろうが、KEENも自転車用のシューズやサンダルを出している。また、かつて僕はKEEN本国スタッフと多摩川をサイクリングしたこともあるが、彼らのフィロソフィーが自転車に向いていることも知っている。

人間の力で漕ぎ、排気ガスなどの余計なモノを出さずに、前に進んでくれる乗り物としては、現段階地球上で一番スピードが出るものだと思う。環境のことを考えていて作られたわけではないだろうが、便利なものを作った結果、非常に環境を配慮した乗り物になった、と断言できるだろう。

とはいえ、荷物は20kgを越え、自転車と体重と合わせると100kgにもなるものを、ネパールの山岳地帯に漕ぎ上げようというものなら、それなりに操る人間のほうがパワーを持っていないとならない。

 

では、自転車旅は何が良いのか―。

 

僕の著書である「自転車ロングツーリング入門~23日から大陸走破の長期自転車旅まで~(実業之日本社)」では、こう書いた。

 

「僕は、自転車ならではのスピード感がたまらなく好きだ。何か気にとまるものがあれば、ブレーキレバーに指をかけてすぐに止まることができる。川の流れを眺めたり。色鮮やかな衣装が美しい山岳民族の姿をカメラにおさめたり。時に、通り過ぎるトラックの運転手が窓を開けて、親指を立てて応援してくれたり。自転車に乗った学生たちが「ハロー!」と追っかけてきたり。

速過ぎず、遅過ぎない自転車のスピード感。それがもたらす、まるでその土地に生活しているような錯覚。そういったものを味わえるのが、自転車で行くロングツーリングだと思う。」

 

image023image025

 

つまりは、地元の人と触れ合う、いや、触れ合わざるをえない乗り物が自転車なのである。バスで通り過ぎようなら、観光地、もしくは、バスが止まるくらい人口が多い町にしか寄ることができないだろう。だから、バス、飛行機、鉄道で旅をするバックパッカーは、大抵こう言う。「自然が観たいんですよね。」や、「大自然に身をおいてみたいんです。」や、「あまりうるさくない、山間の村とかに行きたいんです。」などなど。

 

残念ながら、バスで止まれるような場所に、そういった本当の自然というものは存在しない。

だが、自転車ならある。国道に自転車を置いて、用を足すために森の中に入っていったら、野生のサルが居たなんてこともあるし、何もない未舗装路の砂漠地帯の中を延々と走ることもあるし、どこまでも村がないアップダウンの山道を走り繋ぐこともある。

 

それは楽しいことだけではないが、もう一つ、ちゃんとした長所がある。自転車は多くの人に助けてもらわなければ旅ができない。よって、コミュニケーションの機会が多く訪れる。これは、バスで移動するバックパッカーとは比べ物にならない。移動のときこそ、一番貴重な「地球体験」なのだ。

 

image027

 

JACC(※日本アドベンチャーサイクリストクラブ)の代表で、自転車で世界一周、キリマンジャロを自転車で登頂した池本元光氏は、こう述べている。

「僕は、広い地球の表面を大キャンバスに見立て、自転車で走り回り、世界中の人々の中を駆け抜けてきた。そして、そこから筆舌では表現しつくせないほどの多くの事柄を学び取ってきたのである。これが僕にとっての教育だった。

日本から世界へと、あまり人々の経験できない貴重な地球体験を、それも人や自然と直接全身でコミュニケーションできる自転車というこの上もない乗り物で、やってのけることができたのである。」(自転車冒険大百科 大和書房1986年)

 

地球上では、自然のほうがはるかに多く、町のほうが少ない、ましてはきちんとした宿があって、テレビがあって、町があって、食堂があって、銀行があって、ネットが使えてといったように整っている箇所は、ごくごくわずかなのだ。

文明から遠ざかった場所を自転車で移動していると、町が恋しくなり、人が恋しくなり、日本が恋しくなり、自分が日本で置かれていた環境がいかに幸せだったかということに気づく、いや、気づかされる。この気づきがあるから、海外の、それも辺境地へ身を置きたくなるのかもしれない。

 

ネパール人はみな優しく、インド人も一部を除いては、いいやつばかりだった。バングラデシュにいたっては、まるで大物スターがやってきたような大歓迎ぶりだった。

これには、驚いた。

自転車で商店の前で休憩しようものなら、村中の人がわんさか集まってきて、携帯で写真を撮るわ、質問攻めするわ、住所を交換してほしいと言うわ、一緒にチャイを飲みたいと言うわ、独りでゆっくりしたいと思っても、なかなか独りの時間がないほどった。

国境という人が勝手に決めた線を越えると、それぞれの文化、言葉、風習、宗教があり、その変化に気づく。これもまた非常に面白い。

日本は島国なので、陸路の国境越えをすることができないのが残念だが。

 

ぜひ、多くの若者に自転車で海外を走ってもらいたいし、自転車が無理だとしても海外に旅に出てほしい。その1人の探究心に溢れた行動が、未来の日本を明るくするに違いない。

 

image029

 

―おわり―

 

************************************

 

今後は、産経サイクリストにて4回連載の記事を書かれるそう。

http://cyclist.sanspo.com/にて、よみものをクリック→山下晃和の「ツーリングの達人」をクリック!

 

またJACC(日本アドベンチャーサイクリストクラブ)の活動は下記ぺダリアンドットコム(随時会員募集中!

http://www.pedalian.com/からチェック!

————————————————————————————————————————————————

 

KEEN ジャパン ブログ is proudly powered by WordPress
Entries (RSS) and Comments (RSS).